安定した電⼒供給を実現する「エネルギーミックス」
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- エネルギーミックスとは?
- 電気を必要とするところへ安定的に供給するために、⽕⼒・原⼦⼒・再⽣可能エネルギーなど様々なエネルギー源のメリットを
組み合わせた電源構成の事だよ!
エネルギーミックスはSDGs(持続可能な開発⽬標) で「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」という⽬標が掲げられた事で、世界中が注⽬しているんだ。
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- ⽇本は何の電⼒を使っているの?
- ⽇本ではどの発電⽅法が多く使われているか電⼒構成の割合を⾒てみよう。
・⽕⼒発電(⽯油・⽯炭・天然ガス)➡82%
・再⽣可能エネルギー(太陽光・⾵⼒・地熱・バイオマス)➡16%
・原⼦⼒発電➡3%
(2018年度資源エネルギー庁エネルギー需要実績より)
⽇本の電⼒のほとんどは、⽕⼒発電に頼っている事が分かるね!
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- ⽕⼒発電のメリット・デメリット
- 2011年の東⽇本⼤震災の影響で原⼦⼒発電が減り、⽕⼒発電に頼る割合が増えたよ!
■⽕⼒発電のメリット
①天候に左右されにくく発電量が安定的
②万が⼀の事故の時に、原⼦⼒に⽐べて被害が抑えられ安全性が⾼い
■⽕⼒発電のデリット
①⼆酸化炭素や排気ガスを排出する
②原料の⽯油は輸⼊に頼り、価格が変動する
⽕⼒発電は扱いやすいけど、環境や原料調達の⾯ではちょっと⼼配なんだ…。
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- 3E+Sに基づいた構造を⽬指す
- 政府のエネルギー政策の基本⽅針として、3E+Sというものがあるよ!
これは、Safety (安全性)を⼤前提に、 Energy Security(安定供給)、 Economic Efficiency(経済性)、 Environment(環境)の頭⽂字を取ったものだよ。
安全性を守りつつ、⾃給率を上げてコストを抑え、環境に配慮したエネルギーミックスが必要なんだ
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- 2030年までの電源構成⽬標
- 政府が打ち出した、2030年の電源構成の⽬標はこちら↓
・⽕⼒発電(⽯油・⽯炭・天然ガス)➡56%
・再⽣可能エネルギー(太陽光・⾵⼒・地熱・バイオマス・⽔⼒)➡22~24%
・原⼦⼒発電➡20~22%
⽕⼒発電を減らして、再エネや原⼦⼒発電を増やすことで、どの資源もバランスよく使えるようになるのが理想だね!
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- エネルギーミックスを実現する為にできること
- エネルギーミックスを実現する為に、電気を使う僕たちができることを考えてみたよ!
・省エネ家電を使う
・電気を⼤切に使う
・家庭⽤太陽光発電システムを導⼊する
・再⽣可能エネルギーを使う電⼒会社を選ぶ
⼀⼈ひとりの⼩さな取り組みが、エネルギーミックスの実現へ繋がっていくよ!出来る事から始めてみようね!