「卒FIT」とは?FIT終了後の3つの選択肢
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- 卒FITとは?
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太陽光発電システムを設置した人は、消費しきれず余った電力を10年間固定価格で電力会社に買い取ってもらえる制度がFITだよ!
FITは期間が決まっていて、一般家庭が導入することの多い容量10kw以下だと10年間なんだ!
この10年間の固定価格買取期間が終わる事を卒FITって言うよ# 2019年以降、満期を迎える家が出始めているんだ。
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- 卒FIT後の選択肢は3つ
- 卒FITの選択肢は大きく3つに分かれるよ。
1つ目は、そのまま地域の電力会社に電力を買い取ってもらう
2つ目は、今より高く買い取ってもらえる別の電力事業者(新電力)を探す
3つ目は、蓄電池を導入して、発電して余った電力を貯めて家庭で自家消費する
この3つにはどんな特徴があるのか、1つずつ見ていこう
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- 既存の大手電力会社に売電する
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【メリット】
特別な手続きが要らず、今まで通り電力を買い取ってもらえる。
【デメリット】
買取価格が大幅に下がってしまう。 (FIT価格で26円吟卒FIT後7〜9円)
場合によっては太陽光発電システムの設置費用を回収しきれない可能性も出てくる。
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- 新電力に売電する
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- 【メリット】
既存の大手電力会社よりは買取価格が高くなる可能性がある。
【デメリット】
膨大な数の新電力からお得なプランを探す手間がかかる。
(2020年11月現在684社あり)
- 【メリット】
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- 蓄電池を導入して自家消費する
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- 【メリット】 電力を無駄なく使える。
大手電力会社に売るより損は少ないかも…。設置費用の補助金が出る場合もある。
災害などの停電時にも電気が使える。
【デメリット】
導入費用が高い。(数10万〜100万円以上も)
蓄電池には寿命があるので、元が取れない可能性もある。
- 【メリット】 電力を無駄なく使える。
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- 特徴を抑えて 自分にあった選択を
- 卒FIT後の選択肢として3つ紹介したよ。どれもそれぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合った選択をしてみてね!
手続きの手軽さや初期の導入費用等、様々な視点から検討する必要があるね。
これには正解がないので、一人ひとりがベストな選択をできることを願っているよ…!